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  • ikuko shimada

小さな変化、周囲から動かすこと

「モノを動かす」と、あなたの目の前の世界が変わっていきます。

自分を含め「人」を動かすのは実に難しいもの。大変なエネルギーが要ります。でも、もし何かを変えたいと思ったら、まずは試しに、目の前にあるものを右から左へ動かしてみましょう。

最初はそれだけでいいんです。手は少し動かさなければなりませんが、軽いものであれば、ほんの数秒でできます。

どうなりましたか。

目の前の景色が少し変わりませんか?

見えていなかった、そのものの向こう側が見えますよね。

あれ?と思うことがひとつでもあれば、あなたとの頭脳と思考が動き始めたことになります。


目の前の景色が変わり、思考にも変化が生まれています。目の前のモノを動かすだけで、あなたの脳の動き方は、ほんの少しですが変わりました。そして、移動されたものを見た他人は思うでしょう。あれ、ここにあったアレはこっちに行ったんだね。え、なんで移動したの? と、その人の思考も動き始めています。なぜ?とあなたに興味を示し始めるのです。あなたとその人の関係性にも、小さな変化が生まれています。


「自分はほとんど何もしていない」に等しいのに、たったこれだけのことであなたの周囲が変わり始めます。環境が変わっていくのです。

これはほんの些細な例ですが、この小さなことの連続が大きな変化となっていきます。


インテリアショップで仕事をしていると、なかには売れなくて隅へと追いやられている商品があります。せっかく素敵だと仕入れた商品なのに、かわいそう!と思い、スポットライトを浴びせるように、いちばん目立つ場所に移動してディスプレイします。すると数日後、その商品は売れていきます。これは現場で何度も経験したことです。

風水とか気の流れについては詳しくわからないのですが、モノを動かすことで目には見えない何かが変わることは間違いないと信じています。


言うことを聞いてくれない反抗期の子どもや、なかなか心が通じ合えない人にも、直接アプローチせず、周辺から変えていくようにしてみてはいかがでしょうか。きっと、小さな変化が起こります。

そのとき、ひとつだけ大切なのは、必ず大きな意識を持ってやってみることです。

意識を持たないでやっても、なんの変化にも気づきませんからね!

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