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ikuko shimada

親として子どもに望むこと

子どもが初めて生まれた時、元気でさえあってくれればそれでいい。

そう思う親は多いはず。


でも成長していくにつれて、あれができたらこれができたら、こんなこともあんなこともできて欲しいとどんどん欲が出できます。



親の自分ができていないことを棚に上げ、子どもに多くを望んでしまうのが「親」というものなのでしょうか。



どんな時でも、どんな状況でも何をしても楽しめていること。

私が子ども達に唯一望むことです。

そして2人が成人になった今もこの想いは変わりません。


安定した大きな会社で働いていても、楽しそうでなければ心配です。

高いお給料をいただけるような仕事に就いても、苦しそうだと心配します。

どんなに人に褒め称えられたとしても、辛そうだと心配なのです。


そんなに裕福でなくても、笑顔でいられるなら嬉しいです。

学校の成績がイマイチでも、楽しそうならいいです。

友達が少なかろうが、黙々と何かに熱中していたらオッケーです。


どんな状況にあっても「楽しそう」であることが親としての私の願いです。


もちろん、楽しむための努力や覚悟も必要なのでしょうね。それも含めてのお話です。



毎日どうしたら楽しめるかは、自分でもいつも考えている気がします。

今までを振り返ってみると、この状況を楽しめなかった自分が悔しいと思ったことすらありますから(笑)


辛い時、これをどんな方法で乗り越えるか、その先に何が待っているのか。

考えただけで解決した気になり、ワクワクすることがあります。

こんな大変な思いをしたのだからきっといいことがやってくるはず!


子育て中、子どもがまだ幼い頃は、けっこう大変でしんどいときも正直ありました。

なにしろ全てが初めての連続で心身ともに疲労困憊。

子どもの何ものにもかえがたい究極の可愛さと、予想を大きく上回ってくる手のかかるお世話の、ギャプの毎日。

「こんな大変な思いをして子どもを育ててなんかいいことあるのかなー」と友達に愚痴ったこともあります。

しかし、ありました!いいこと!たくさんいいことがやってきています!


子育て中のパパママさま、あくまで無欲でとことん子どもに付き合うときっとコロコロっと宝物が手に落ちてきますよ。

それはずっとずっといつまでも輝きを放ってくれるはずです。



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