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lsouvge23

どんな親になりたいですか?#1

『親になったら心がける24のこと』の一番最初にあげたのが、これです。子どもが生まれて最初に夫婦で話したことでもあります。

パパの答えは「親父と一緒に何かやったり、遊んだりしてもらったという記憶があまりないから、子どもと一緒に釣りをしたり山に登ったりする父親になりたいな」でした。

私は、両親ともに忙しく仕事をしていて寂しかった記憶があったので、「学校から帰ったらうちにいて、おかえり!と笑顔で焼いたお菓子をだしてくれるような母親に憧れ、仕事より子育て優先、子どもは絶対自分の手で育てる!」とこだわりがありました。

実際にこの理想通りのパパママになれたかは、またの機会にお話することとして、要するに

「どんな子どもに育てたいか」ということよりも、まず自分自身が「どんな親になりたいか」を考えることがよりシンプルに子どもに向き合う上で大切なのではないかと思います。


すなわち、それは家族間、親子間で自分自身が「どんな存在でいたいか」に繋がって行くことでもあります。


私は常々「人に紹介したくなる親」でいたいと小さい頃から子どもたちに公言していて、

そのためにはどうあればいいか、わりと真剣に基準にして生きています。(笑)


「どんな子どもに育てたいか」となると、子どもをコントロールしているようで、抵抗があります。こうしなさい、ああしなさいと子どもに言えるほど自信もないし、そもそも親である私はそんなに偉いのか?って話ですよね。


小言の多い親になりたいですか?

高学歴な子どもを持つ親になりたいのでしょうか?

自分の言うことをよく聞く子どもの親が理想ですか?


子どもは親の背中を見て育つと言いますが、親は自分の背中を見ることは難しいです。でも、子どもからはとてもよく見える背中。見ています。見られています。無意識に言っていることやっていること程よく見ていて、大きく影響するというのが実感です。


自分が「どんな親になりたいか」を考えることは、「子どもにとって自分がどうあるべきか?」を考えることになります。自分自身を見据えることになり、究極どう生きるかということにまで及んでいくきっかけにもなりました。


自分自身のことを真剣に考える親の姿を見て育った時、いろいいろ悩み迷っていいんだ、人はもがいて自分の答えを掴んでいくものなんだ、と、子ども自身がとてつもなく豊かな感性で感じ取るものなのだと信じています。








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